AWSでWebサイト・アプリを構築する vol.2
本章では、以下の前章の続きで、AWS Elastic Beanstalkの作成手順を共有します。kikki.hatenablog.com
Beanstalkでの手続き
Beanstalkを作成し、各種設定を調整します。
- Top画面からBeanstalkを選択
- 「Actions」を選択
- 「Launch New Environment」を選択
- 「Create Web Server」を選択
- 「Next」を選択
- 「Predefined configuration」で任意のWebサーバーを選択
- 「Environment type」で「Load balancing, auto scaling」を選択
- 「Next」を選択
- 「Source」で「Existing application version」を選択
- 「Batch Size」で「30%」を入力
- 「Next」を選択
- 「Environment name」でBeanstalkで一意となる名前を入力
- URLを変更したい場合、「Environment URL」でURLを入力
- 「Description」で説明文を入力
- 「Next」を選択
- 今回はデータベースを作成し、VPCを設定するため、ともにチェックを付与
- 「Next」を選択
- 「Instance type」で任意のインスタンスを選択
- 「Next」を選択
- ※ほか様々な設定項目があるが、デフォルトとする
- 「Next」を選択
データベースの設定を行います。
- 任意のデータベースとインスタンスのサイズ、ストレージのサイズを入力
- データベースのユーザー情報を入力
- 「Next」を選択
- 前章で設定したVPCを選択
- サブネット別にインスタンスを指定
- 1つ目のAZ(Availabillity Zone)における1つ目のサブネットでELBを指定
- 1つ目のAZ(Availabillity Zone)における2つ目のサブネットでEC2とRDSを指定
- 2つ目のAZ(Availabillity Zone)における1つ目のサブネットで無指定
- 2つ目のAZ(Availabillity Zone)における2つ目のサブネットでRDSを指定
- 「Next」を選択
- 「Launch」を選択
- Beanstalkが構築されつつあることを確認
- Beanstalkが正常に構築されたことを確認
- Beanstalkで設定したURL(~~~.elasticbeanstalk.com)にアクセスすると、welcomeページが見られます
もしヘルスチェックが正常となっていない場合、以下記事を参考にして下さい。Beanstalkで一部不具合があるようです。*1
Ryo's Page: Beanstalk の eb コマンド (v.2.6.4 not v3) と VPC
総括
本章では、AWSでWebサーバを公開するために、Beanstalkの構築を行ってきました。これを元に、EC2にWebサービスをデプロイして運用していきます。
以上、「AWSでWebサイト・アプリを構築する vol.2」でした。
*1:筆者環境でも発生しました。サーバー自体は正常に稼働していました。