C#でGoogleSpreadSheetを扱うDLL その2
Googleの新しい認証の仕組み「OAuth2」に対応した、DLLを作成しました。
GoogleがAPI経由でのGoogle SpreadSheetへのアクセス方法について、5月より認証の仕組みを変更しました。
今回それに対応したDLLになります。
Microsoft OneDrive - Access files anywhere. Create docs with free Office Online.
※上記で公開しているDLLは、私が個人的に作成したものであり、本DLLにより生じた、 あらゆる直接的および間接的損害に関し、作者は一切責任を負いません。ご自分の責任において使用してください。
※本章は、以下、記事のアップデートになります。kikki.hatenablog.com
以下、変更点です。
GSpreadManagerの引数だけの変更となります。
DLL解説
名前空間
GSpreadApps
基本型:GSpreadManager
できること
スプレッドシートの取得
使い方
// GoogleDriveにログイン var manager = new GSpreadManager("アカウントID", "p12ファイルのパス"); // Spread Sheetを取得 var spreadSheet = manager.GetSpreadSheet("スプレッドシート名"); // 引数に指定した名前の文字列を含むSpread Sheetを取得 var spreadSheet2 = manager.GetSpreadSheetLike("スプレッドシートの部分名");
ただし今回からGoogleのアカウトではなく、P12ファイルが必要となります。
以下、P12ファイルの作り方です。
P12ファイルの作り方
Developer Consoleからサービスアカウントの作成
以下URLよりサービスアカウントを作成します。
Sign in - Google Accounts
OAuthで「新しいクライアントIDを作成」を選択します。
p12キーファイルをダウンロードします。
メールアドレスをコピーします。
閲覧・編集したいGoogleDocumentの「共有設定」で、上記メールアドレスを「編集」権限で共有します。
最後に、DLLを使用するプロジェクトにP12ファイルを配置します。
これで準備は完了です。
以前と同様に、DLLが使えるかと思います。