本章では、以下記事で作成したログ出力用ライブラリを実際に運用環境で利用するための手続きについて紹介します。
kikki.hatenablog.com
手続き
今回は、ログの書き込み登録に「bat」ファイルを利用します。以下の処理を「bat」ファイルに書き込み、運用環境で実行します。
@echo off cd /d "%~dp0" rem イベントソース名 set APP_NAME=【ソース名】 rem 完全キー名 set ROOT_KEY=HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog\Application\%APP_NAME% rem キーおよびサブキーを追加 reg add "%ROOT_KEY%" /v EventMessageFile /t REG_EXPAND_SZ /d "C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\EventLogMessages.dll" /f reg add "%ROOT_KEY%" /v TypesSupported /t REG_DWORD /d 7 /f
これで利用準備が整いました。実際にログを出力すると、イベントログに書き込まれていることが確認できると思います。
実際にログを書きだした様子が以下の通りです。
ログレベルが情報で書き込まれています。検索やフィルター機能でログを整理して確認できるため、非常に便利かと思います。