Houdiniチュートリアルプレイ その6
本章では、Houdiniのチュートリアルの学習記録の続きについて記述します。
はじめに
今回は、円柱の側面に模様を描きます。その中で、円柱を上下対称の構成とすることで、模様の作成を省力化します。
チュートリアルその6
反対円柱の作成
反対側の円柱を作成します。
- Scene Viewでキーボードで「n」を押下し全選択
- Modifyタブを選択
- Mirrorツールを選択
- Distanceを「2.5」に変更
- Directionを「(X, Y, Z)=(0, 1, 0)」に変更
支柱の模様作り
コピー参照先となる模様の面を作成します。
- Polygonタブを選択
- Fuseツールを選択
- 「ネットワークエディタ」で「clip1」ノードの「Display Flag」を「ON」に変更
- 「fuse1」ノードの「Template Flag」を「ON」に変更
- 「clip1」ノードを選択し、「Active」状態に変更
- 円柱の上半分のある一面が「Active」状態であることを確認
模様の窪み作りの準備
真ん中が窪んだ模様となるよう、準備します。
- 選択ツールを選択
- Scene Viewの真ん中の線を選択
- Polygonタブを選択
- PolyBevelツールを選択
- Bevel Typeを「High Density Round」に変更
- 「Absolute」タブを選択
- 「Absolute Inset」を「0.035」に変更
- 「Repetitions」を「1」に変更
不要な線を削除
不要な線を削除します。
- キーボードの「Delete」キーを押下
- 「Remove Inline Points」を選択
- 不要な線が削除されたことを確認
滑らかな窪みに整形
窪みが滑らかな曲面となるよう、調整します。
- PolygonタブのPolyBevelツールを選択
- 「Bevel Type」を「High Density Round」に変更
- 「Relative Inset」を「0.766」に、「Repetitions」を「2」に変更
窪みの縁を滑らかに
窪みの縁をさらに滑らかにします。
- 窪みの周囲の線を選択
- PolygonタブのPolyBevelツールを選択
- 「Bevel Type」を「High Density Round」に変更
- 「Relative Inset」を「0.0025」に、「Repetitions」を「2」に変更
微調整
模様を作るために固定していた、テンプレートフラグを解除し完成です。
- 「ネットワークエディタ」で「fuse1」ノードの「Template Flag」を解除し、「Display Flag」を有効化し選択
- 「Distance」を「0.0001」に変更